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2019.06.15

妊活中もカフェインは控えたほうがいい!その理由とは

コーヒーイメージ

妊娠中はカフェイン入りの飲食物を避ける必要がありますが、実は妊活中も同じことがいえます。妊活中にカフェインを過剰摂取すると、妊娠までの期間が長くなる恐れがあるのです。カフェインは妊活にどのような影響を与えるのか、注意すべき飲食物とあわせて知っておきましょう。

妊活中もカフェインを控えたほうがいい理由

利尿作用で体が冷えるため

利尿作用のあるカフェインを多く摂取すると、体が冷える原因になります。体の水分が尿の排出によって減ることで、体温が下がってしまうのです。
このような体の冷えは、子宮周りの血流を悪くさせるため、不妊の一因になるといわれています。また、利尿作用によって体内の鉄分やカルシウムが排出されやすくなることも、妊娠率の低下を招く原因になります。

睡眠不足でホルモンバランスが崩れる

カフェインの覚醒作用も、妊活に悪影響を与えます。睡眠不足になるとホルモン分泌が正常にできなくなり、妊娠しづらいホルモンバランスになってしまうのです。
睡眠不足は血行不良や精神不安定を引き起こす原因にもなりますから、覚醒作用のあるカフェインは避けたほうが安心です。

胎児の成長に悪影響を及ぼす恐れも

妊活中は、いつ妊娠するか分からない状況です。もし妊娠していた場合、カフェインを過剰摂取していると、胎児の成長に悪影響を及ぼす恐れがあります。
胎児にはカフェインを代謝する力がないので、発育不全等につながる危険性があるのです。いつでも妊娠していい状況を作るために、できるだけカフェインを避けた生活を心がけましょう。

妊活中はカフェインをなるべく控える意識を

カフェインの影響には個人差があり、摂取量についてもはっきりとした目安はありません。
また、カフェインはさまざまな飲食物に含まれていますから、完全にカットすることはできないもの。あまり神経質にならずに、「カフェインの入った飲食物をなるべく控える」「コーヒーはカフェインレスコーヒーで代用する」などの意識をしておくといいでしょう。

カフェインが含まれている飲食物

カフェイン入りの飲食物は、コーヒー以外にもたくさんあります。妊活に悪影響を与えないために、カフェインがどのようなものに多く含まれているのか知っておきましょう。

お茶

カフェインは緑茶、烏龍茶、紅茶などにも含まれています。特に多いのが玉露で、100mlあたりの含有量は約160mgにもなります。コーヒーは100mlあたり約60mgですから、いかに多いかお分かりいただけるはずです。

栄養ドリンク

一般的な栄養ドリンクには、眠気や疲労感を和らげるためにカフェインが含まれています。栄養ドリンクが飲みたいときは、できるだけノンカフェインタイプを選びましょう。

ココアやチョコレート

ココアやチョコレートの原料であるカカオマスには、カフェインが含まれています。それほど多い含有量ではありませんが、流行している高カカオチョコレートには比較的多く含まれているので、一気にたくさん食べるのは避けたほうがいいでしょう。

女性イメージ

カフェインの許容量には個人差があるので一概にはいえませんが、コーヒーや緑茶が好きで1日に何杯も飲んでいたような方は、妊活中セーブしたほうが安心です。カフェインが含まれていないカフェインレスコーヒーやハーブティーなどを積極的に活用して、ストレスのない毎日を過ごしてくださいね。