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2019.05.15

不妊と判断される「期間」とは?受診する目安について

基礎体温計イメージ

妊活を始めて、毎月来る生理に落胆する方も少なくありません。もしかして不妊症なのかもしれない、と不安に思うこともあるでしょう。しかし、妊活を開始してからどれくらいの期間が経つと不妊なのか、いつごろ産婦人科を受診すればいいのか、迷ってしまいますよね。年齢によってもその期間は異なるので、注意が必要です。今回は、不妊と診断される期間と受診するタイミングについてご紹介していきます。

不妊ではなくても妊娠の機会は年3回!?

妊娠の機会は、毎月の排卵日ごとにあると思っている方も多いでしょう。ところが、排卵された卵子すべてが妊娠できるわけではありません。実は、排卵された卵子は受精しても育たずに消えてしまったり、着床しなかったりを繰り返しています。受精して妊娠までこぎつける確率は、高齢妊娠ではない方でも4回に1回ほどと言われています。単純計算すると1年間に3回しかチャンスがなく、妊娠するということはそれくらい難しいことです。そのため、妊活を始めてすぐに妊娠しなくても焦ったり心配したりする必要はありません。日々の基礎体温をつけるなどして、体調管理をしっかりすることが大切です。

35歳未満なら期間は1年が目安

妊娠するチャンスは年に3回と言われていますが、受診するまでにはどれくらい待てばよいのでしょうか。生理が順調にきており子宮や卵巣に異常がない場合、35歳未満の約8割のカップルが妊活を開始してから1年で妊娠するというデータがあります。そのため医師の多くが、1年以上経っても妊娠しない場合は受診することをすすめています。また、妊活を開始するときに、子宮がん検診など受診して問題がないかをチェックすることも重要です。

35歳を過ぎたら、妊活期間半年で受診しましょう

35歳を過ぎると、自然妊娠する確率が低くなってきます。その理由は、卵子の染色体異常が増えてくるからです。染色体は、体を作る設計図の役割を果たしており、少しでも異常があると受精卵が正常に育ちません。きちんと育たないため着床することなく消えてしまうことがほとんどです。ダウン症候群は、染色体に異常がありながらも出産を迎えることができた非常に稀なケースです。40歳になると受精卵の約8割に染色体異常があるといわれ、不妊の原因となっています。そのため、35歳以上で妊活を始めたら半年を目安に受診することをおすすめします。また、受診することに早すぎるということはないので、妊活を始めると同時に産婦人科を受診してもよいでしょう。医師に妊活について相談し、アドバイスをもらいながらタイミング法などを試してみるとより効率的に妊活ができます。必要であれば、早い段階で本格的な不妊治療に入れるので、貴重な時間を有効に使うことができるでしょう。

検査薬イメージ

妊活を始めてもなかなか妊娠しない場合は、産婦人科を受診するタイミングが大切です。年齢が上がるにつれて自然妊娠の確率はどんどん低くなります。特に35歳以上の場合、早めの受診をおすすめします。妊娠しやすい時期は非常に短いので、貴重な時間を有効に使うことが大切です。