LIVING ROOM

日々の暮らしを支えるメディア

2019.02.28

これってたるみ毛穴?正しく見分けるチェック方法とその対策

女性イメージ

年齢とともに毛穴が目立ってきた気がする……。その毛穴、たるみが原因かもしれません。たるみによって開いた毛穴には特徴があり、他の毛穴とはケアの仕方が異なります。たるみ毛穴を見分ける方法や正しい対処方法を知って、しっかりと毛穴対策を行いましょう。

たるみ毛穴の特徴

たるみ毛穴は30代ごろから現れやすいといわれています。次の項目に当てはまる場合は、たるみ毛穴の可能性が高いです。
・毛穴が縦長に伸びて、涙型になっている
・毛穴同士がつながってシワのようになっている
・若いころは毛穴が目立たなかった
・肌のハリや弾力の低下を感じる
・肌が乾燥しやすい
・疲れると毛穴が目立つ

たるみ毛穴の原因

その名の通り、たるみ毛穴の原因は「肌のたるみ」です。年をとると真皮に含まれるコラーゲンやエラスチンやそれらの成分を作る線維芽細胞が減り、肌のハリと弾力は失われていきます。するとだんだん毛穴のまわりがゆるんで涙型に垂れ下がり、毛穴が目立つようになるのです。

たるみ毛穴のチェック方法

たるみ毛穴は、主に鼻の横から目の下の頬にかけて発生します。指で毛穴付近の皮膚を目尻方向に引っ張って目立たなくなれば、たるみ毛穴の確率が高いでしょう。

たるみ毛穴のケア方法

一度ゆるんでしまった毛穴は、残念ながらもとに戻すことはできません。たるみ毛穴の症状を、これ以上進行させないようにすることが重要です。

保湿力の高い化粧品を使う

コラーゲンやエラスチンが減少してしまった肌には、外側から潤いを補充する必要があります。水分を挟みこむ働きのあるセラミドや、強い抗酸化作用をもつビタミンC誘導体、コラーゲン代謝を促進するレチノールなど、保湿効果が高く、エイジングケアが期待できる成分を含む基礎化粧品を使用しましょう。

紫外線対策を行う

紫外線を浴びるとハリや弾力のもとである線維芽細胞が破壊され、肌はたるみやすくなります。外に出るときは必ず日焼け止めを塗る、サングラスや帽子で紫外線をさえぎるなど、日頃から対策を心がけるようにしましょう。

表情筋を鍛える

顔の筋肉が衰えると、その上の皮膚や皮下脂肪が下がってたるみの原因となります。特に口まわりや頬を支える表情筋の老化は、たるみ毛穴の発生に直結しかねません。表情筋トレーニングを行って、肌を内側からリフトアップしましょう。

清々しいイメージ

肌のエイジングサインでもある、たるみ毛穴。顔の目立つ部分に発生しやすいので、一度できてしまうととても厄介です。大切なのは、早めに対策を始めること。気になりはじめた段階で適切なケアをすれば、たるみ毛穴の進行は防止できます。年だから仕方ないとあきらめずに、スキンケアや習慣を少しずつでも変えてみましょう。