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2018.03.15

春こそ油断大敵! 温活で「冷え」から体を守ろう

女性イメージ

妊娠を望んでいる妊活中の女性にとって、体の冷えは大敵です。気温が低下する秋や冬は、しっかりと冷え対策を行っているという方は多いでしょう。そして、春になって少しずつ気温が上がっていくと冷え対策も油断しがちですよね。 しかし、妊娠しやすい体を作るためには、春も温活を続けることが大切です。 今回は、春にこそ温活をすべき理由と、春に最適な温活方法をご紹介いたします。

春はどうして体が冷えやすい?

春になると気温が上がり、花々や木々などの自然が美しくなります。このような春の陽気ムードに包まれると、気分も体も軽やかになりますよね。
日によっては夏を感じさせるほど気温が上昇することもあるため、服装も軽やかなものになっていきますが、昼間の気温は上がってきても朝晩の気温はまだまだ低いのが一般的です。冬の場合、昼も夜も寒いとあって完全防寒で冷え対策を行うことができますが、春は昼の気温に合わせて薄着をしがちなので体が冷えやすいのです。
体温は筋肉から生み出されるので、男性に比べ筋肉量が少ない女性はもともと体が冷えやすい傾向があります。体が冷えると血流の低下や体内の機能の低下を招き、さらに体が冷えやすくなるという悪循環を招きます。妊娠を希望する女性にとって、春の冷えはまさに大敵なのです。 そこで春には、春に合った冷え対策や体を温める温活を行うことが重要になってきます。 春ならではの温活方法をチェックしていきましょう。

春に取り入れるべき温活テクニック

・春らしいストールやスカーフで「首」を温める

首や手首、足首は大きな血管が通っているため、体温を失いやすい場所といわれています。 これに加えて、春は軽やかさの演出のためにデコルテや手首足首を見せる服装が増えるので、より一層冷えやすくなります。体の冷えを防ぐためにも、3つの首をスカーフやストールで温めましょう。レース使いやパステルカラー、流行の柄などのストールやスカーフを取り入れるとオシャレを楽しみながら温活ができます。

・下半身はガードして、温度調節は上半身で

春は朝晩と昼とでは気温差が大きい季節なので、着るものに悩みますよね。 洋服を着たり脱いだりして体温調節をする場合、下半身は冷え対策のために腹巻やひざ掛けでガードして、上半身は着るもので調節をするのがおすすめです。 卵巣や子宮は骨盤内にあるので、下半身を冷やすのはNGです。

・軽く運動をして血流アップ

春は気温が上がってきて、体を動かすのが楽しい季節です。体の冷えは筋力の低下や血流の低下が関係しているので、体を動かして筋力をアップし、血流をよくすると体内全体の温度を上げるのに効果が期待できます。 秋冬の寒さに縮んでいた体がほぐれ、皮脂や汗の分泌も盛んになって体内の毒素が出る季節なので、じんわり汗をかく程度の運動を行って体の中をきれいにしましょう。

・温かい飲み物で体内から温める

温かい飲み物は、体を内側から温めるのに効果的な方法です。 ハーブティーや生姜湯など、リラックス気分をもたらしてくれるおいしい飲み物を飲みましょう。一方、砂糖を多く含んでいる飲み物は体を冷やすこともあるため、飲みすぎには注意が必要です。