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2018.01.15

肌にうるおいを与えるなら「洗顔方法」にも注目を!

うるおい成分がたっぷり入った洗顔料や化粧水、保湿クリームを使用しているのに、肌にうるおいが足りないような気がするときは、洗顔方法を確認してみましょう。もしかすると、自己流の誤った洗顔が肌のうるおいを奪っているのかもしれません。肌のうるおいを守るためには正しい洗顔が必要です。間違った洗顔方法と正しい洗顔方法の両方を見比べて、本当に肌のためになる洗顔方法をマスターしましょう。

肌のうるおいを奪ってしまう間違った洗顔方法

自分の洗顔方法が正しいのか、間違っているのかわからないという方も多いと思いますので、次の10項目をチェックしてみてください。

・洗浄力の強すぎる洗顔を使っている
・冷水で洗顔している
・ぬるま湯ではなく、お湯で洗顔している
・洗顔料をきちんと泡立てていない
・汚れをしっかり落とそうと肌をこすっている
・丁寧に洗おうと時間をかけすぎている(1~2分以上)
・すすぎ残しがあるときがある
・シャワーを使って洗い落としている
・タオルで肌をこするように拭いている
・皮脂が気になるときに1日3回以上洗顔をしている

これらの10項目は、肌のうるおいを奪いダメージを与える間違った洗顔方法です。健やかな肌をキープするためには、間違いを直して正しい洗顔方法を心がけることが大切です。次に肌のうるおいをキープする正しい洗顔方法を見ていきましょう。

肌のうるおいをキープする正しい洗顔方法

正しい洗顔によって、健康でうるおいをキープしてくれる肌を維持することができます。自己流の洗顔方法が間違えていたと思う方は、次のような方法を取り入れてみましょう。

・洗顔前に手を洗う
・洗顔料をしっかり泡立てる
・指の腹部分を使って優しく洗う
・皮脂の多いTゾーンや顎などの気になる部分から洗う
・目元や口元など皮膚の薄い部分は、こすらず泡をのせるだけにする
・2分以上洗顔をしない
・しっかりとぬるま湯ですすぐ
・清潔なタオルを使って、こすらずに押さえるように水気をとる
・洗顔は、朝晩の2回にとどめる
・乾燥が気になるときは、朝は洗顔料を使わない洗顔で様子をみる

洗いすぎやこすりすぎに気をつけた洗顔が、肌のうるおいを保つ正しい洗顔方法です。個人差や年齢差がありますが、一般的には肌の生まれ変わりに約3週間かかるといわれています。洗顔方法を改善してからすぐに効果がでなくても、しばらく様子をみてみましょう。

ニキビができた場合の洗顔方法

気をつけたいのはニキビができた場合の洗顔方法です。ニキビができると皮脂が多いのかと考えて、いつもよりも念入りに洗顔をしてしまう人もいると思います。しかし、皮脂が多いのではなく、水分不足によってできたニキビの場合には逆効果になってしまいます。肌に必要な水分や油分を落とし過ぎないためにも、やさしい洗顔を心がけましょう。例えば、水分不足の場合は、朝の洗顔の際には洗顔料を使わず、夜だけ洗顔料を使うといった方法があります。この方法は洗いすぎて水分不足になった肌によいと言われていますので、洗いすぎに心当たりのある方におすすめです。肌が健康な状態に戻った頃に、朝も洗顔料を使うスタイルに戻していくとよいでしょう。

上質な化粧水や保湿クリームなどの基礎化粧品類を揃えていても、間違った洗顔方法のままではそれらの効果を得ることが難しくなってしまいます。正しい洗顔方法によって古い角質や汚れが優しく落とされた健康的な肌は、化粧水もしっかり吸収するようになりますので、今まで使っていた基礎化粧品の効果がより得られるようになるでしょう。 洗顔は毎日のことだからこそ正しい方法で行い、コツコツと健やか肌を目指してくださいね。