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2017.12.15

どんより肌が続く……冬の肌がくすみやすい原因&解消スキンケア術

「冬になると顔色が悪くなって元気がないように見えてしまう」 「夏に比べて冬のほうがファンデーションの映えが悪い気がする……」 このように冬の肌に悩みを持つ方は多いでしょう。 冬になると顔色が悪く見えたり、ファンデーションの映えが悪く感じるようになるのは肌にくすみが生じているためです。 透明感が高く明るい素肌を手に入れるためには、冬のくすみを解消しなければなりません。 冬に肌がくすみやすくなる原因と、解消のためのスキンケア術をチェックしましょう。

冬になると肌がくすみやすくなる原因とは?

・体の冷えによって血行不良が起こっている

もともと冷え性に悩む女性は多いですが、気温が低下する冬はとくに体の冷えが気になる季節です。体が冷えた状態を放置していると血行不良が起こり、肌から血色感が失われてどんよりとした肌になってしまいます。 「寒さを感じているのにオシャレ優先で薄着をしている」 「忙しいからといって湯船に浸からずにシャワーだけで済ませている」という方は冷えやすくなっているため要注意です。

・空気の乾燥&保湿不足で肌の水分量が低下している

冬は空気が乾燥しているため、肌も乾燥しやすくなります。肌が乾燥するとキメが荒くなって光をうまく反射できなくなります。すると、肌の明るさが失われて、くすんだ肌になってしまうのです。
「年間を通していつも同じスキンケアをしている」 「肌の保湿ケアはしているけど部屋の加湿などはしていない」という方は肌の乾燥が進みやすく、くすみが生じやすいといえるでしょう。

・ターンオーバーが正しく行われていない

ターンオーバーが正しい周期で行われていないと、余分な角質が肌に蓄積していき、ゴワつきやくすみを起こす原因になります。 ターンオーバーは加齢とともに周期が長くなっていきますが、血行不良やホルモンバランスの乱れ、栄養不足、肌の乾燥などによって乱れていくもの。 ターンオーバーの改善をすることも、冬のくすみ肌解消のポイントです。

冬のくすみ肌を解消するためのスキンケアポイント

・フェイスマッサージ&温めケアで血行不良を改善させる

どんよりとくすんでいる冬の肌をイキイキとした状態に整えるためには、血行不良の改善が欠かせません。毎日のスキンケア時やメイク前にフェイスマッサージを取り入れて、滞りがちな血行を促しましょう。マッサージをするときにはクリームなどを塗り、すべりをよくさせるのがポイントです。フェイスラインをなぞり、口や目の周りを囲うようにグルグルとマッサージしましょう。 また、冬の冷えた体を温めるためにも、毎日湯船に浸かることを習慣にしてください。

・冬ならではの保湿ケアを取り入れる

肌の乾燥を防ぐためにも、冬ならではの保湿ケアを行いましょう。 週に2~3回を目安に化粧水パックを取り入れたり、高保湿にこだわった保湿クリームをプラスするのがおすすめです。 とくにお風呂上がりは肌の乾燥が進みやすいため、1秒でも早く保湿ケアに取りかかれるようにしましょう。

・角質ケアをしてくすみとゴワつきを一掃

ターンオーバーの乱れによって角質が溜まってしまった肌には、スクラブ洗顔やピーリングなどのスペシャルケアを取り入れましょう。 肌の上に蓄積してしまった角質をオフすることで肌に透明感が取り戻される上に、化粧水などの浸透もアップします。
湯船に浸かって体を温め、洗顔をして肌をキレイに整えたあと週に1~2回を目安に角質ケアを取り入れてください。

冬は紫外線量が減るため紫外線による肌のくすみは少なくなりますが、冷えや血行不良など、肌トラブルの原因がたくさん潜んでいます。 日々の習慣や保湿ケアに注意して、肌のくすみを予防改善していきましょう。