LIVING ROOM

日々の暮らしを支えるメディア

2017.05.30

季節に合わせた紫外線対策がカギ! 夏の紫外線からお肌を守ろう

紫外線は1年を通して降り注ぐため、年中紫外線対策が必要だということは広まりつつあります。けれど、1年の中でももっとも紫外線が強い夏は特に注意が必要です。 そこで今回は、夏の紫外線からお肌を守るために取り組みたい対策をご紹介します。

夏の紫外線は特別! UVBに注意して対策を

夏は冬に比べて約2倍の量の紫外線が降り注ぐといわれており、より紫外線対策を万全にしておく必要があります。
地上に降り注ぐ紫外線にはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の2種類で、特に夏に注意したいのがUVBです。UVBは4月ごろから地上に降り注ぐ量が増え始め、夏にピークを迎えます。
肌の奥にある真皮層まで届き長い年月をかけてシワなどを作るUVAに対し、UVBは肌の表面における日焼けの原因となります。
夏のUVBは強力で、短時間でも肌を赤くしてしまうほど。肌も無防備な状態でダメージを受けないためにメラノサイトを作って肌を守ろうとするのですが、このメラノサイトがシミやそばかすの原因となってしまいます。

紫外線対策のマストとなる日焼け止めは使い分けがカギ!

紫外線対策のマストアイテムといえば日焼け止めですが、1年中同じ日焼け止めを使っているという人も多いです。しかし、日焼け止めは用途によって使い分けることでより効果的に使用することができます。

・SPFとPA

日焼け止めにはSPFやPAといった、選ぶ基準になる数値が記載されています。数値が高ければより焼けないと思われがちですが、実は必ずしもそうではありません。
SPFはSPF1で20分を基準とし、SPF30なら×20分で600分まで日焼けする時間を防御することができるということを表しています。しかし一度塗ったら600分塗り直さなくて良いわけではありません。汗や皮脂などでよれたり、落ちたりしてしまうのでこまめに塗り直して肌を覆うことが大切です。
ちなみに、PAは+の数値が大きいほどUVAへの効果の高さを表しています。

・外出の時間に合わせて数値を選ぶ

夏の紫外線対策にはSPFの数値がカギとなります。短時間の外出ならSPF30でも十分ですし、1日中外にいるならSPF50を選ぶと良いでしょう。
数値が高い日焼け止めは肌に負担になることもあるため、外出時間に合わせて数値を選ぶようにしてください。

紫外線対策には日傘やカーディガンなども併用しよう

日焼け止めを塗っただけでは、完全に紫外線を防御することはできません。なるべく紫外線を浴びないようにするために、日傘やカーディガンなどを併用することでより効果を高めることができます。さらに、サングラスや帽子なども持っておくと良いでしょう。
夏の紫外線はシミやそばかすを作るUVBが強力になるため、お肌をしっかり守ることが大切です。
外出しないからと紫外線対策をしないことも多いですが、室内にも紫外線が降り注ぐことも珍しくありません。日当たりの良い部屋や窓際にいることが多い場合は、室内でもしっかり日焼け止めを塗ることをおすすめします。
手の甲やデコルテなど、うっかり塗り忘れしやすい部位もあるので気を付けましょう。