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2017.04.15

やっぱり難しい?【妊活と仕事を両立するポイント】

妊娠しやすい体作りを目指す妊活に励んでいるカップルは多く、特に女性は妊活と仕事を両立することがストレスと感じていることも少なくありません。 妊活から不妊治療へとステップアップしていくと、仕事を続けていくことに不安を感じる人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、妊活と仕事を両立していくポイントについてご紹介します。

なぜ妊活と仕事を両立するのが難しい?

妊活は不妊に関する治療のことだけを指すのではなく、食生活や基礎体温、体を冷やさない対策など私生活を見直すことも含まれています。 自分一人で取り組める妊活であれば仕事との両立もさほど難しくありませんが、本格的な妊活、つまり不妊治療などを進めていくことを決断すると、仕事との両立が難しくなってしまいます。 その理由としては検診などで頻繁な通院が必要になるからです。 不妊治療の検診は通院すべき日にちが限られていることが多く、突然仕事を休まなければいけないことも増えてしまいます。また、治療が進めば進むほど体力的にも精神的にも疲れてしまい、倦怠感などを感じて仕事への意欲が減ってしまうということも珍しくありません。

「妊活のために仕事を辞めることはできない!」という人のために

不妊治療を進めていくと「どうしても金銭的な面から仕事を辞めることはできない」と感じ始める人もいます。 また、仕事にやりがいを感じていて「妊娠を望んではいるけど好きな仕事を辞めたくない」と思っている人も少なくありません。 そんな時はすぐに本格的な不妊治療に進むのではなく、まずは自分でできる妊活から取り組んでみましょう。
一度検査で「本当に妊娠しにくい体かどうか」を見てもらい、そのうえで日常生活でできる妊活について相談してみてはいかがでしょうか。

妊活と仕事の両立によるストレスを溜めないような生活を

妊活をするうえで大敵といわれているのがストレスです。 妊活と仕事を両立することがかえってストレスになっているケースも多く、それが原因で仕事が続けられなくなってしまう人も少なくありません。 仕事を続けながら妊活をするなら、仕事も妊活もある程度割り切って取り組むことが大切です。そのためには職場の人に妊活の理解を求めることも必要ですし、すぐに妊娠するとは限らないと自分に言い聞かせることも大切です。 また、ストレスを上手に発散してストレスが溜まらない生活を送ることで、仕事をしながら妊娠することも可能です。 ストレス発散法として「おいしい食事をとる」「体を動かす」などがポピュラーですが、パートナーとスキンシップをとったり、アロママッサージで心身を癒したりするのも良いでしょう。また、感情を吐き出すように思い切り泣いてみるのもおすすめです。

仕事と妊活を両立することはストレスになりやすいことは事実ですが、心持ち次第では両立することも難しいことではありません。あまりストイックに妊活に取り組んでしまうと、それがストレスとなって妊娠しにくい体に傾いてしまうこともあるでしょう。 気持ちを切り替えて妊活をいったんお休みするだけでストレスが減り、妊娠したというケースもあるので、ライフスタイルに合わせた妊活をすることをおすすめします。