LIVING ROOM

日々の暮らしを支えるメディア

2016.09.15

冬太りを予防! 秋には体と心の「冬支度」を整えよう

「芸術の秋」に「スポーツの秋」……秋にはさまざまなイメージがありますが、どうしても惹かれてしまうのが「食欲の秋」。多くのおいしい食材が旬を迎える秋にはついつい食べ過ぎてしまいますよね。
ですが、そんな油断が「冬太り」の原因を作ってしまうかもしれないのです。
秋には冬太りを防ぐために体と心の「冬支度」をしておくことが大切。そのために気をつけたいポイントをご紹介します。

秋の油断が「冬太り」の原因に?

多くの女性を悩ませる「冬太り」。冬にはクリスマスやお正月など多くのイベントがあってついつい食べ過ぎてしまうからしょうがない……とあきらめている方も多いようですが、実はその原因は秋の過ごし方にあるのです。
本来、冬は気温が下がることによって基礎代謝が上がりやすく痩せやすい季節。少しの運動でも効果が出やすいため、ダイエットに向いているのです。
ですが一方で、冬が近づくにつれて私たち人間は体の中に脂肪をため込もうともします。厳しい寒さに耐えるために食べる量も増え、体内に蓄積しようとするのです。
その結果、秋に食欲がアップしやすくなるのです。
さらに気温が下がると「冷え性」「運動量の減少」などにも陥りやすくなります。秋のうちからこれらの対策に取り組まないと、痩せやすいはずの冬を上手に活用できなくなってしまうのです。

打倒「冬太り」! 冬支度3つのポイント

■ 体を温める・運動する

気温が下がると私たちの体は自力で体温を上げようとするため、代謝が上がります。ですが、冷え性などで体が冷えすぎてしまうと自力ではうまく体温を上げられなくなってしまいます。まずカイロや腹巻などを活用して体を温めるようにしましょう。
さらに、運動をすることによって体の内側から熱を作り出すことができます。本格的に寒くなる冬を迎える前に、過ごしやすい秋のうちからジョギングなどの有酸素運動やハイキングなどのアウトドアを楽しみましょう。

■ 秋においしいキノコや青魚を取り入れる

秋にはたくさんの種類のキノコが旬を迎えます。低カロリーでヘルシーなイメージを持っている方は多いかと思いますが、それだけでなく食物繊維やビタミンB群などダイエットにピッタリな栄養が豊富なので積極的に摂るようにしましょう。
その際には調理によって栄養が流出した煮汁なども一緒に摂れるように、汁物や炊き込みご飯などにするのがおすすめです。
また、同じく秋に旬を迎えるサンマなどの青魚には血行促進効果があります。ダイエットにも美容にも血流の改善は欠かせないもの。キノコ同様積極的に取り入れるようにしてくださいね。

■ 間食はお菓子じゃなく焼き芋が◎

秋限定のスイーツなど、ついつい甘いものに手が伸びてしまうという方はお菓子の代わりに焼き芋を食べるのがおすすめです。
サツマイモには食物繊維やカリウム、ビタミンCなど女性にうれしい栄養素が多く含まれています。さらに消化・吸収がゆるやかなため、炭水化物の中でも太りにくい傾向にあるといわれているのです。
スイートポテトなどにすると脂肪分が増えてしまうため注意が必要ですが、焼いただけでスイーツのように楽しめるサツマイモは秋の間食にピッタリです。とはいえ、食べ過ぎてしまうと逆効果なので気をつけましょう。

ダイエットの基本は健康的な食生活です。「食べたい!」という気持ちを無理やり我慢するのではなく、ヘルシーな食生活と運動を心がけてダイエットに励みましょう。
旬の食材を味わって楽しめば、季節の移り変わりが感じられて身も心も冬支度できますよ。