LIVING ROOM

日々の暮らしを支えるメディア

2016.08.15

夫婦で妊活!一番最初にやっておくべきことは?

夫婦が普通に暮らしていれば、自然に子宝を授かるもの――そんな風に考えられていたのは昔のこと。昨今では、妊娠するために知識を身につけたり、妊娠しやすい身体づくりを心がけたりといった「妊活」を積極的に行うのが当たり前になりました。
でも初めて妊活に取り組むカップルの場合、具体的に何をすべきかわからないということも多いのでは? そこで今回は、妊活を始める場合、何からやっていくべきなのかについてご紹介します。

妊活を始める前に必ずやっておくこと

夫婦ともに子どもを望んでいたとしても実際に妊娠するのは女性だけなので、夫婦間で意識の差がどうしても生じやすいものです。妊活や不妊治療の期間が長引くうちに、非協力や気持ちの行き違いなどからパートナーとの間に不信感が生まれ、「妊活離婚」に発展してしまうケースもあります。こうした結果を招かないために、妊活を始める前にまずは夫婦で妊活についてじっくりと話し合っておきましょう。

「どうしても子どもが欲しい」と思っているのか、「できれば欲しいが、できなくてもしょうがない」と思っているのか。不妊治療となったら、どのくらいまで費用や時間をかけることができるのか。

難しい問題だし、簡単には答えが出せないかもしれません。だからこそ、最初の段階で夫婦できちんと話し合って方針を決めておくのが大切なのです。

さあ妊活!何から始める?

妊活について夫婦で話し合って二人なりの方針を決めたら、さっそくできることから妊活に取り組みましょう。具体的には、以下のようなことから始めていくと良いでしょう。

■ 基礎体温の測定

妊活を始めるにあたって最初に始めるべきことは、自分の排卵サイクルを知ること。女性はまず基礎体温を毎日計測して記録する習慣を付けましょう。自分で記録しても良いですが、デジタルで自動的に記録されるタイプの基礎体温計を利用するのが便利です。

■ 妊娠に対する知識を共有する

基礎体温を記録するとともに、排卵のサイクルやホルモンバランスの変化、妊娠可能な時期などについての知識を身につけ、夫婦で共有するようにします。合わせて、妊活についての知識も共有したいですね。

■ 生活習慣の見直し

妊娠しやすい健康的な身体づくりのために、まずは栄養バランスの良い食事を夫婦できちんととることを心がけましょう。妊活中や不妊の改善に摂取が推奨されている「葉酸」を夫婦で摂るのもおすすめです。
合わせて、身体を冷やさない服装を心がける、適度な運動を行う、良質な睡眠をとるなど妊娠しやすい生活習慣を取り入れるようにしましょう。

■ 婦人科の受診

婦人科の受診というと不妊治療のイメージがあり、妊活を始めたばかりの時期にはまだ必要ないと思われるかもしれません。しかし、妊活を始めるにあたって子宮や卵巣に問題がないかあらかじめ検査しておくのは大切なことです。安心して妊娠できるよう、最初の段階できちんと婦人科健診を受けておくことをおすすめします。

以上、妊活を始める際、何からやっていくべきなのかについてお伝えしました。
これから妊活を始める方はぜひ参考にしてみてくださいね。