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2016.06.15

どんな効果があるの? 注目の「からだに優しい」オイル3選

少し前まで、油は健康や美容にあまり良くないものというイメージがありました。ダイエットや美肌のためには、油をあまり摂らない方が良いと考えている方も多いかもしれませんね。しかし、油脂はわたしたち人間のからだを維持するために欠かすことのできないものの一つです。良質な油を摂ることは本来、健康や美容に良いことなのです。
問題は、摂取する油が偏ってしまうこと。広く普及している「サラダ油」だけでは、油から摂るべき成分のバランスが悪くなることがわかっています。このバランスを整えてくれるのが、このごろ「健康に良い」と話題のさまざまなオイルなのです。
そんな、からだに優しいオイルの中でも注目を集める3つのオイルについて特徴や期待できる効果をご紹介します。

ココナッツオイル

ミランダ・カーをはじめ海外セレブの愛用者も多く、日本でも大ブームとなったココナッツオイル。ココナッツの種子から抽出されるオイルです。
ココナッツオイルは吸収の早い「中鎖脂肪酸」を豊富に含むため、効率よくエネルギーに変換されます。体脂肪になりづらい上に、代謝を高めて脂肪を燃焼しやすくするダイエット効果が期待できるのです。また、便秘解消や免疫力の向上にも役立ちます。
食用として特に注目されているのは、非加熱抽出、無精製、無添加の「バージンココナッツオイル」です。パンに塗ったり、コーヒーやココアに加えたりと、甘い香りを生かした摂り方がおすすめです。

えごま油

えごま油は、シソ科の植物「エゴマ」の種子から抽出されるオイルです。 必死脂肪酸である「α-リノレン酸」を豊富に含むのが特徴です。α-リノレン酸は、体内でDHA、EPAに変換され脳の働きを良くしたり、血液をサラサラにしたりする効果が期待できます。また、ダイエットや美肌にも役立つとされています。
α-リノレン酸は熱に弱いため、えごま油は加熱せずに摂取するのが大切です。ドレッシングにしたり、調理の最後に加えたりすると良いでしょう。

マカダミアナッツオイル

今年、「ココナッツオイルに続くブームとなるか?」と注目されているのがマカダミアナッツオイルです。
マカダミアナッツオイルは沸点が175度と高いため、さまざまな調理に使うことができます。焦がす心配がないので揚げ物に使ってもヘルシーですよ。

以上、からだに優しい3つのオイルをご紹介しました。目的に合わせて、毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。