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2016.02.15

夫婦で妊活をしよう!男性ができる4つの妊活方法

「妊活は女性がするもの」と考えている方は男女問わず多いかもしれませんが、そんなことはありません。
夫婦がお互い協力し合いながら一緒に妊活をすれば、妊娠する可能性をより高くすることができるのです。
今回は子どもをつくりたいと考えているご夫婦に向けて「男性の妊活術」についてお伝えしていきたいと思います。

夫婦で妊活をする重要性

妊娠をして子どもを産むのが女性であるということもあり、昔から夫婦の間で妊活に対する意識には差があると言われています。
しかし、最近になって「男性不妊」という言葉が広まっていることからも分かるように、不妊の原因が男性のほうにある場合もあるのです。
そのため、もし自分が妊活に積極的に取り組んでいるにも関わらずなかなか妊娠ができない場合は「原因が自分以外にあるのではないか」と、考え方を変えてみたほうが良いかもしれません。

妊娠する可能性を高くするためには、夫婦がお互いに協力し合いながら妊活に取り組んでいくことが大事です。
そのため男性側がまだ妊活にそれほど積極的でない場合は、夫婦で妊活をすることの重要性を分かってもらえるよう、女性のほうから働きかけていくようにしましょう。

男性でもできる4つの妊活方法

では男性ができる妊活の方法には、どのようなものがあるのでしょうか?
このページをご覧の女性の皆さんは、ぜひパートナーの男性に以下の方法を薦めてみてください。

(1) 生殖機能を低下させる生活習慣を避ける

男性の精子の質を下げて生殖能力を低下させる生活習慣としては、以下のようなものが挙げられます。

・喫煙
喫煙者はタバコを吸わない方に比べて、精子の量が少ないという研究結果が出ています。

・アルコールの過剰摂取
アルコールを分解する際に発生する「アセトアルデヒド」という物質が精巣内で増えると、精子を作る力が低下してしまうといわれています。

・偏った食生活
栄養バランスが悪いのはもちろんですが、化学調味料が多く使われている食品ばかりを食べていると、精子量を減少させたり、奇形児が生まれる可能性を高くしてしまうといわれています。

・疲労やストレス
疲労やストレスは男性ホルモンである「テストステロン」の分泌量を減少させて、精子の質を低下させると同時に性欲を減少させてしまいます。

もし、これらに当てはまるような生活習慣を男性が送っている場合は、規則正しい生活を送るようにしましょう。

(2) 不妊検査を受ける

多くの女性は妊活を始める前に一度不妊検査を受けるかと思いますが、そのときにパートナーの男性も一緒に検査を受けてもらうようにしましょう。
特に男性の場合は、採取した精液を「量」「精子運動率」「精子濃度」などの項目ごとに詳しく検査する「精液検査」を受けておけば、より正確に自身の妊娠力について把握することができます。

(3) 亜鉛を摂る

精子を作る上で欠かせない栄養素が「亜鉛」です。
亜鉛は生殖機能をサポートすることから、別名「セックスミネラル」とも呼ばれている、妊活中の男性であればぜひ摂取しておきたい栄養素となっているのです。
亜鉛はカキやアナゴといった魚介類や、納豆や豆腐といった大豆製品に多く含まれているので、妊活中は亜鉛のたくさん入った料理を食べさせるようにしてみてはいかがでしょうか。