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2018.03.30

花粉が肌トラブルを引き起こす? 春先の花粉による肌荒れの原因と対策

女性花粉症イメージ

花粉によるアレルギー症状といえば、鼻水や鼻詰まり、くしゃみ、目の痒みなどが主に挙げられますが、実は肌荒れが起こることもあります。 春になると肌に赤みやヒリヒリを感じるという方は、もしかすると花粉のせいかもしれません。症状の悪化を防ぐためにも、花粉が肌トラブルを引き起こす原因や、花粉症による肌荒れの対策方法をチェックしておきましょう。

花粉による肌トラブルはなぜ起きる?

花粉がたっぷりと飛散する春に肌のかゆみや炎症などが起こる場合、花粉皮膚炎が原因になっているかもしれません。 花粉の時期の肌トラブルのほとんどは、アレルギー反応によるもの。花粉の刺激に肌が過剰反応してしまうと、花粉症の症状のひとつとしてかゆみや炎症が起きてしまうのです。中には、じんましんのようなひどい湿疹や炎症が起きてしまう方もいます。
症状の状態や重度に個人差はありますが、風が強い日や雨上がりに肌トラブルが起きやすくなるという方が多いようです。

花粉皮膚炎が起きる意外な原因とは?

花粉が飛散する春の時期には、紫外線の量も増加してくるもの。 涼しいからといって春先は紫外線対策をほとんどしないという方も多いと思いますが、春の紫外線は意外と強く、肌にダメージを与えてバリア機能を低下させます。すると花粉による影響も受けやすくなり、花粉皮膚炎が起こりやすくなるのです。
また、空気が乾燥しやすい冬場に乾燥肌が進行し、肌のバリア機能が低下してしまっているケースも多いもの。冬から引き続いた肌の乾燥に加えて紫外線ダメージ、さらに花粉の影響を受けるとなれば肌はピンチ状態に陥ってしまいます。花粉皮膚炎は季節や環境など、さまざまな要因が重なって発症や悪化する可能性があるため注意が必要です。 また、花粉症のときに鼻をかんだり、マスクをしたりすることによって肌トラブルが起きるケースもあります。花粉の影響でデリケートになっている肌は、少しの刺激でも肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

花粉症による皮膚炎を防ぐ対策方法は?

肌トラブルを防ぐためにも、春は極力肌に花粉が直接触れないよう心がけたいもの。 体に付着した花粉は家に入る前に払い落とし、帰宅後にはすぐ洗顔や入浴をして洗い落としましょう。
また、花粉の時期には敏感肌でも使用できる肌にやさしい処方の日焼け止めを使用するのもポイントです。こまめに塗り直しをして、汗や摩擦で落ちた日焼け止めを補いましょう。あわせて帽子やサングラスなどの小物も取り入れることで、花粉と紫外線をダブルでブロックすることができます。
さらに、肌に刺激がかからないよう心がけたり、十分に保湿ケアをしたりするのも効果的です。日焼け止めと同じように、敏感肌用の化粧品を使ってやさしくケアをしてあげましょう。

女性イメージ

花粉症による肌荒れが起きてしまうと、せっかくポカポカと気持ちのいい春の季節を十分に楽しむこともできず困りますよね。万全の花粉対策をして、花粉による肌トラブルを防いでいきましょう。