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2017.11.15

ダイエットでなかなか取れないお腹の脂肪。おすすめの撃退法!

「ダイエットで体重は減ったのに、お腹の脂肪はいつまでも残ってしまった!」と悩まれている方は多いのではないでしょうか。 実はお腹は脂肪が付きやすく、そして痩せにくい部位でもあります。今回はお腹の脂肪が最後まで残ってしまう原因と効果的に落とす方法を紹介します。

ダイエットでお腹の脂肪が残ってしまう原因

お腹は他の部位と違い、内臓があります。食事によって腸で吸収され腸壁に絡みついた脂肪は「内臓脂肪」となり、燃焼されずに全身に蓄積された脂肪は「皮下脂肪」となります。 お腹周りにはこの2種類の脂肪があるため、他の部位の2倍脂肪が付きやすいのです。
内臓脂肪を落とすには食事制限が有効ですが、皮下脂肪を落とすには運動が効果的です。どちらか一方のダイエットでは片方の脂肪にしかアプローチできません。つまり、偏ったダイエットはお腹の脂肪が残り続ける原因の一つとなるのです。

効果的にお腹の脂肪を落とす方法

効率よくお腹の脂肪を確実に落としたいなら、内臓脂肪と皮下脂肪の両方を減らすよう、それぞれアプローチするのが効果的でしょう。

・内臓脂肪

内臓脂肪を減らすには食事を見直す必要があります。 トランス脂肪酸が含まれる食品や動物性脂肪の摂取、また原料に糖類と書かれている全ての飲料もダイエット中には控えたほうが良いでしょう。爽やかな風味の炭酸飲料や加糖されているお茶はスポーツの後、つい飲みたくなるかもしれませんが、それではせっかくのカロリー燃焼が台無しになってしまいます。加糖された飲料に含まれる糖は吸収が早く、燃焼しきらなかった糖は脂肪に変化してしまいます。普段から水や無糖の飲料を飲む癖をつけるようにすれば内臓脂肪を減らす近道になるでしょう。

そのほか漢方の力を借りるのも一つの方法です。 防風通聖散は、内臓脂肪を減らすのを助ける複数の生薬が最適なバランスで配合された漢方です。1日に3回の服用を長期間行うと効果が得られます。便秘やむくみにも効果があるとされているので徐々にデトックスされ、体がスッキリしてくるのを実感できるでしょう。

・皮下脂肪

皮下脂肪を落とすには、運動による脂肪燃焼が欠かせません。 脂肪は低温の状態ではなかなか燃焼しないので、まずお腹を温める事が有効です。暖めて柔らかくなった脂肪を筋肉の力で燃焼させるイメージです。
きつく締め付けない程度の保温効果のある下着やパンツを履き、腹筋やランニングを行なえば通常より多くの汗をかき、脂肪が燃焼されます。脂肪は20分以上の継続した運動でないと燃焼されないので30分から1時間を目安に最低でも週2回以上運動するよう心がけましょう。
さらに入浴時の一工夫も皮下脂肪を落とすのに効果的です。 湯船に40度前後のお湯を溜め、お腹が浸かるまでの半身浴にし、30分ほど浸かります。下半身全体が芯まで温まり、脂肪燃焼をしやすくします。

ダイエット中は自己流になったり、さまざまな情報から間違った方法をとってしまう傾向にあるため、ついビタミンが偏ってしまいます。ビタミンが偏ると基礎代謝の力が弱まり、かえって痩せにくくなってしまうのです。これは見落としがちな最大の落とし穴といえます。食べ物でバランスを保つのが難しければサプリメントを利用するなど、ストレスにならないようスムーズに理想の体型をめざしていきましょう。