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2017.07.30

美肌に導く「Tゾーン」と「Uゾーン」の正しいケア

「夏はTゾーンのテカリが気になる」 「ニキビや乾燥などUゾーンの肌トラブルがヒドイ」 このように肌の状態は部分ごとに異なります。きれいな肌を保つため、どのような点に気をつけてスキンケアをしたら良いのでしょうか。
今回は肌トラブルを起こしやすいTゾーンとUゾーンの特徴をチェックしながら、正しいケア方法を学んでいきましょう。

TゾーンとUゾーンの特徴

・ Tゾーン

皮脂分泌が盛んなTゾーンは、大人になっても皮脂トラブルが続く場合が多くあります。その理由は肌の乾燥です。肌が乾燥して水分量が少なくなると、これ以上水分を逃すまいと肌は過剰に皮脂を分泌しはじめます。その結果、肌の奥は乾燥しているのにテカリがヒドイという状態を引き起こすのです。これはオイリー肌と勘違いしがちなため、間違ったスキンケアにより肌状態が悪化する恐れもあります。
大量に分泌された皮脂が毛穴に詰まってしまうと、吹き出物や毛穴の黒ずみを引き起こす原因になります。

・ Uゾーン

皮脂腺が少ないUゾーンは乾燥しやすく、肌を守るバリア機能が低下しやすいパーツです。外的ダメージをダイレクトに受けた結果、吹き出物がでてしまうこともあります。また髪をダウンスタイルにしていると、毛先があたりやすいためニキビが悪化しやすい部分でもあります。

異なる肌質にはTゾーンとUゾーンごとのスキンケアが効果的

パーツによって肌の状態が異なる場合は、それぞれの肌質に合ったケアが肌トラブルを防ぐカギとなります。

・ Tゾーンのケア方法

オイリーなTゾーンは、洗顔で毛穴に詰まった皮脂や汚れを落とすことが基本になります。ただし、肌を守るために必要な皮脂まで落としてしまうと、皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。刺激が少なく保湿力の高い成分が配合されている洗顔料を選び、肌を傷つけないようたっぷりの泡でやさしく洗いましょう。
洗顔後は化粧水で肌にうるおいを与えます。その後、水分を閉じ込めるために乳液やクリームでふたをして完了です。皮脂分泌の多さが気になる時は、サッパリ系の乳液を使ったり、使用量を少なくしたりして油分を調節しましょう。

・ Uゾーンのケア方法

皮脂の少ないUゾーンの大敵は乾燥です。 たっぷりの泡で肌に負担をかけないようにやさしく洗ったあとは、保湿力の高いスキンケア商品でうるおいを与えましょう。その後、美容液やクリームをしっかりと塗り込むなど、丁寧なケアを心がけてください。 また、Uゾーンはストレスや体内環境に密接に関わっているため、ストレスを溜めない生活を送ることや、食生活に気を配ることが大切です。夜更かしをやめたり適度な運動を取り入れたりなど生活を見直しましょう。

美肌を作り上げるカギとなるのが、TゾーンとUゾーンごとにスキンケアを変えること。
それぞれの部位の特徴をしっかりと把握して、肌状態と相談しながらスキンケアをおこなうようにしてください。