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2016.05.15

夫婦でできる! 下半身の筋トレが妊活に効果的な理由

妊活中に筋トレを行うと、さまざまなメリットがあることをご存じでしょうか?
1人でトレーニングを行うよりも、夫婦で行うとより妊活に効果的ですよ。下半身の筋力トレーニングが妊活に効果的な理由についてご紹介します。

筋力の増強で血流と冷えの改善

妊娠しにくい人の特徴のひとつに、体の冷えがあります。体が冷えていると血流がにぶくなり、妊娠するために必要な卵巣や子宮の機能が低下してしまいがちです。
妊娠するためには、必要な栄養素をバランスよく摂取することが欠かせません。口から取り込んだ酸素や栄養は血流にのって全身へ運ばれていきます。運動不足や冷えにより卵巣や子宮の血流が滞っていると、せっかく栄養バランスを考慮した食事をしていても健康的な卵子を育てるために必要な栄養素が届きづらくなり、卵子の質が低下してしまうと考えられます。そのため、筋力を増強して血流を改善することが大切なのです。

なぜ筋力の増強が血流改善に必要なのでしょうか? 人間の体は心臓がポンプの役割をすることで全身の隅々まで栄養や酸素を運びます。足先に流れた血液は、ふくらはぎの筋力によって再び体の中心部へと戻るため、下半身の筋力を鍛えれば血流が改善しやすいと考えられるのです。

下半身の筋力を鍛える理由は?

全身の筋肉の大部分は下半身に集中しています。歩行したり座ったりかがんで物を拾い上げたりなどの運動は、主に下半身を使います。年齢を重ねるごとに筋力は低下しがちです。体を動かす習慣がない人は、よく体を動かす人に比べて下半身の筋力が衰えていると考えられます。そのため、効果的に筋力アップをはかるならばスクワットのように下半身に集中した筋力トレーニング方法がおすすめです。
普段よりも多く歩くようにしたり、エスカレーターを使用せずに階段を使用するなどの工夫をするだけでも下半身の筋力をアップする効果が期待できます。

筋トレは夫婦で一緒に行いましょう

妊娠を目的として妊活に筋トレを取り入れるなら、ぜひ夫婦で一緒に行いましょう。夫婦のコミュニケーションの時間として筋トレを取り入れることをおすすめします。
1人で筋トレを行っていると途中で飽きてやめてしまったり、つまらなくなってしまいがちですが、励まし合う相手がいれば長続きしやすいですよ。男性が筋トレを行った場合、男性ホルモンを活性化させて性機能を高める効果も期待できますよ。

スクワットなどの下半身の筋力を鍛える運動を行った後、30分~1時間程度ウォーキングのような軽い有酸素運動を行うのもおすすめです。
筋トレ後に有酸素運動を行うことで余分な脂肪が燃えやすくなり、妊活の大敵である肥満の防止に役立ちます。毎日トレーニングを行うことが難しい場合、週末だけでも夫婦のコミュニケーションの時間として筋トレを取り入れてみてはいかがでしょうか?