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2016.04.30

ツライつわりが葉酸で軽減? つわりと葉酸の意外な関係

「妊娠中の女性は葉酸を積極的に摂った方が良い」と耳にしたことがある人も多いでしょう。
葉酸はお腹の中の赤ちゃんに先天的な異常を発生させるリスクを抑えるだけでなく、細胞分裂を促す上でも欠かせない成分のひとつです。
ここまでは一般的によく知られていることですが、そんな葉酸が妊娠中のつわりを和らげるためにも一役買ってくれることをご存知ですか?

葉酸とビタミンB6がつわり対策の強い味方

一般的に、つわりは妊娠6~7週目頃から現れることが多く、9~10週目にかけてピークが訪れるといわれています。
つわりの症状の程度にはかなり個人差がある上に、妊娠初期に起こるのイメージが強いですが、妊娠後期に入ってもその症状に苦しむ妊婦さんも中にはいます。
初めての妊娠や、これまでのお産でつわりに苦しんだ経験のある方は、できることなら症状を和らげるための対策をしたくなるところでしょう。 そんな時に心強い味方となってくれるのが葉酸とビタミンB6です。

つわりの原因はホルモンバランスの乱れや体質の変化など諸説あります。葉酸やビタミンB6は自律神経を整えると言われており、バランスよく摂取することで、つわりの症状を軽くできる可能性があります。
いざ、つわりの症状が出てきてしまうと、葉酸はおろか他の必要な栄養素まで食事から摂るのは難しくなることも多いので、まだつわりのない時期から積極的に葉酸を摂取することをおすすめします。

葉酸を摂るなら手軽なサプリがおすすめ

日々の食事でももちろん意識したい葉酸ですが、確実に摂取するためにはサプリを上手に使うのも方法のひとつ。サプリであれば、つわりで吐き気がひどい時などでもかろうじて飲むことができますし、手軽なため続けやすいのも魅力のひとつ。
葉酸不足を避けることが、結果的にはつわりを和らげることにも繋がると思うと、1日に必要な分の葉酸はやはりコンスタントに摂取しておきたいものですよね。

葉酸は摂りすぎてもダメ、食事とサプリでバランスを取ろう

妊娠中の女性には欠かせない葉酸ですが、摂れば摂るほど良いというものではなく、過剰摂取はまた別の問題を引き起こす原因にもなってしまいます。自分が日々の食事の中で自然に摂取できる葉酸の量をまずは把握し、サプリはあくまでも足りない分を補う目的で使うようにしましょう。

妊娠中つわりでできるだけ苦しまないようにするためにも、今から食事とサプリで上手にバランス調整してみてくださいね。