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2016.03.15

メラトニンの分泌量を増やして寝ながらキレイになろう!

睡眠は人間が生きていくために必要なものですが、実は睡眠の仕方次第で美容面にも良い影響を与えられるということをご存知でしたか?
今回はキレイになりたいと願っているすべての女性に向けて、「寝ながらキレイになるための方法」をご紹介します。

「ノンレム睡眠」でキレイになれる!?

美容や健康に敏感な女性の皆さんであれば「レム睡眠」や「ノンレム睡眠」という言葉については、すでにご存知なのではないでしょうか。
レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りにある状態のことを指すのですが、肌の水分量やコラーゲンを増やしたり新陳代謝に影響を与える「成長ホルモン」は、ノンレム睡眠のときに活発に分泌されるといわれています。

そして、そのノンレム睡眠の状態になるために必要なのが、別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれている「メラトニン」です。
メラトニンの分泌量が増えるほど睡眠の質が高くなり、ノンレム睡眠の状態を維持しやすくなるといわれています。
つまり「成長ホルモン」をたくさん分泌してキレイになるためには、「メラトニンの分泌量を増やすための努力」をすればいいということになるのです。

メラトニンを分泌させる方法

メラトニンは起きているときの生活の仕方次第で、分泌量を増やすことが可能といわれています。
メラトニンの分泌量を増やしてキレイになるためにも、女性の皆さんはこれから毎日の生活の中で以下のような点に注意をしてみましょう。

・夜12時までに寝る
メラトニンの分泌がピークに達するのが夜12時〜夜中の2時の間といわれているので、それまでに寝るようにしましょう。

・できるだけ部屋を暗くして寝る
メラトニンには、光に当たると分泌量が減少するという特徴があります。
そのため睡眠中はできるだけ部屋を暗くし、なおかつ朝日を浴びる時間が短くなるように、夜早めの時間に眠るようにすると良いでしょう。

・入浴と夕食を早めに済ませる
寝る直前に食事をすると消化器官が活発になって眠りを浅くしてしまうので、夕食は寝る2〜3時間前までに済ませておきましょう。
また同じように、入浴は交感神経を刺激して眠りを妨げる原因となってしまうため、寝る1時間前までには済ませておくと良いでしょう。

・メラトニンの分泌を抑制する習慣を避ける
喫煙やストレス、アルコールやカフェインの過剰摂取は、いずれもメラトニンの分泌量を減らすNG習慣です。
美容面と健康面の両方のためにも、これらの生活習慣を見直してメラトニンがたくさん分泌されるように改善していきましょう。

・毎日決まった時間に起きる
毎日決まった時間に起きるようにすると、体内時計のリズムが整ってその日の夜も眠りやすくなります。
また、朝起きた後にすぐにカーテンを開けて朝日を全身で浴びるようにすると、メラトニンの分泌が止まるのでメリハリがつきやすくなります。